
どうもこんにちは。ヤクトです。
去りし夏の日、ゲリラ豪雨の際の雷で、わが家が一瞬停電してしまいました。
頻発するゲリラ豪雨。日本が熱帯化しているということなんでしょうか。

不変のものなんて無いのだ。物事は変わりゆくもの。
一瞬とはいえ、新築オール電化住宅での初めての停電だったので、ちょっとビビりました。
電気の無いオール電化住宅は、ゾイドコアの無いゾイド、もとい、カイバークリスタルの無いライトセーバーに等しいですからね。
停電は一瞬だったのに、ハニカムシェードに不具合が生じて一部動かなくなってしまいました。
停電で何かリセットされてしまったのでしょうか。
動かなくなった際の対処法が引き渡し時にもらったマニュアルにもなかったので、備忘録的に記載しておきます。
一瞬の停電、動かなくなったのは…
我が家のリビングにはハニカムシェードが4つあります。
全て電動のダブルハニカム(外側:遮光、内側:レース)にしているのですが、そのうち1号と2号の外側(遮光)だけなぜか動かなくなってしまいました。
リモコンで操作しても何も反応せず。1号と2号の外側だけ。
対処法について
①電源カプラーを抜いてみる
ハニカムシェードを一番上まで上げると奥に電源カプラーが見えます。
リモコンを操作してもウンともスンとも鳴かず飛ばずのガン無視のため、リセットの意味を込めて一度抜いてみて、再接続してみました。
すると再起動の甲斐あってか動くようにはなりました。
リモコンで全く動かない場合は手で持ち上げてカプラーにアクセスする必要があります。

動きはするけど、挙動が変というだけの場合は、飛ばしていい工程かと思います。
②ハニカムを一番上まで操作
電源カプラーの再接続にてリモコン操作に反応するようになったものの、リモコン操作とは逆走したり、途中で止まったり。
これは、ハニカムが自分の位置を見失っているのでは!ということで、あべこべリモコンでもうまく操作して一番上まで持ってきます。
手で持ち上げるのではなく、内部の巻取りひもで一番上まで上げることが大切。
③リセットボタンを押し、我に返す
そういえば触ったことなかったですが、右上ポッチはリセットボタンのようです。
リセットボタンを長押しすれば、ハニカムが動き出して一番下まで到達、リターンして一番上に戻るという技が見られます。

窓枠の大きさを把握させる動作のようです。アクティブソナーのようですね。

潜水艦がトーンと打つやつ
これでハニカムは通常どおりの状態に復活しました。
一条のハニカムにあらず、ハンターダグラス社製のハニカム
ハニカムシェードは基本装備のため一条工務店純正品のような気持ちでいましたが、実は海外製のものを採用しています。
一条独自のものではないので、ハニカムシェード自体に窓の高さ(ハニカムシェードが動く距離)を把握させる必要があるんですね。
また、上記操作で窓の高さを色々設定できれば、窓のサイズ展開が変わっても順応できますもんね。
ハンター・ダグラス(Hunter Douglas)社は、オランダに本社がある、世界のブラインドやシェード市場をリードする企業。日本法人は日本ハンター・ダグラス株式会社(Hunter Douglas Japan Limited)。
これを応用すれば...
上記の手法にてハニカムの動きを制御できれば、ハニカムを気にすることなく窓下スペースを活用できそうです。
窓下スペースは結構な奥行き収納量だから、もし何か置きたいけどハニカムと干渉するという場合は、ハニカムのアクティブソナーを打ってみてください。
実験してみましたが、そこまでは賢くはありませんでした。
出荷当初から稼働する距離は定められていて、変更はできなそうです。
電動ハニカムシェードの弱点
今回のことで、ハニカム全開の時に停電だと閉められなくなる、ハニカム全閉の時に停電だと開けられなくなるという電動ハニカムの弱点が露呈しました。
開けたいだけなら、人力で持ち上げてしまって、落ちないように何か噛ませとけばいいですが、閉められないというのは、中の巻取りひもをぶった切るしかないと思うので厳しそうです。
全て手動のハニカムにすれば停電も恐れるに足らずではありますが、特に大きい窓は手動での上げ下げは正直めんどくさいです。
複数窓がある場合も手動はめんどくさいですね。
全ての窓のハニカムシェードを自動にするという人は少ないと思いますが、手動のハニカムシェードも残しておいた方がよさそうです。
とはいっても、電動にするならメインの大きい窓だと思うので、それが閉まらなくなったらどうにもならんですね。ハハッwww。
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