数ある住宅メーカーから我が家が新築にあたりなぜ一条工務店を選んだのかについて記載します。
一条工務店を選んだ5つの理由
- 初めて行った住宅展示場で初めて入ったモデルルームだったから
- 他社の営業がなぜかポンコツばかりだったから
- 営業がガツガツ系ではなかったから
- 性能(特に全館床暖房)に惹かれたから
- 標準装備に惹かれたから
以上5つです。5つのそれぞれについて解説します。
初めて行った住宅展示場で初めて入ったモデルルームだったから
「初めて入ったモデルルームだったから」というのはふざけているようで意外とそうでもないかもしれない。
自分の理想がまだ定まっておらず、情報も乏しい者にとっては、最初に見たものが凄くよく見えることがある。
感動・感心の振れ幅が一番大きく、知識を一番吸収するからだ。
一応、他のメーカーと比較検討はした結果だが、もし一条工務店のモデルルームに最初に入らなかったら、また違った結果だったかもしれない。
でもおおよそ満足しているので結果オーライである。
他社の営業がなぜかポンコツばかりだったから
我が家は結局、住宅メーカーを計5社程度しか検討しなかったので少ない部類だと思うが、そもそも高価格帯で門前払いされそうなメーカーは避けていたからでもある。
他社で当たる営業はなぜかポンコツな方ばかりだった。
たまたま(ちょっと胡散臭いけど)好印象なベテランの営業にあたったので一条工務店の不戦勝だったとも言える。
高価なものほど、営業の方の(表面上の)人間性で選んでしまうという側面があるので、営業というのは大変な仕事である。

コミュ障の自分は絶対営業職ムリ。
検討した5社について、もうしばらくしないだろう住宅メーカー見学の思い出がてら、ちょっと語る。
M社
聞いたことある社名。大手だ。CMも見たことある気がする。全館空調は魅力的で確かに快適そうだったが、間取があまり自由に組めなそうだった。もちろんお金があれば可能なのだが、我が予算ではどうも、決まった間取から選ぶという方式しか採とれなさそうだったので落選。
Z社
名前も思い出せない。展示場入ってもだれも対応しない。しばらくして出てきたやる気なさそうな人に一応説明受けてカタログもらったが、売る気もなさそうなので却下。
A社
なんか胡散臭そうな印象を受けた(主観)ので、カタログもらって早々に退散。後から電話営業がしつこかった。しつこい電話営業は我が家には逆効果なのだ。
P社
P社はこの地域でかなり有力な住宅メーカーだ。新築の相談に行ったが、まずは戸建てを見てみましょうとの提案。会社がそういう方針なんだろなと思いつつ一応見ることに。
新築の話を聞いた営業の方が好印象だったのに対し、戸建ての営業の方は一見やり手風なのに空回っている感じだった。
割といきなり「今日いい結果となるといいですね!」と、まだそんなに前のめりじゃないんだよなー、と引く。
一通りおすすめ物件を見学したが、どうも我が家の好みではなかった。そんな雰囲気を各所で出していたつもりだったのだが、「さあ、どれにしますか」ばりに押しが強い。
カタログ見ながら見学した物件の復習。
”寛ぎの空間をなんたら~”
「きらめきの空間をなんたら~」
確かに読みにくいけどきらめきではなかろう。
”ブルックリン風の内装~”
「ブルック?…リン?なんかそういう感じのあるんですよね」
いや、ブルックリン聞いたことくらいあろう。アメリカだろ。
”眺望のいい高台に~”
「展望台ですね。この辺あるんですかね」
など文字がやたら読めない。信頼できないんだよなー。そういう人。
多分全然契約取れなくて焦ってるんだろうなー、と同情しつつP社は落選してしましました。
営業がガツガツ系ではなかったから
これは社の方針もあるかもしれませんが、営業の方の性格によりますし、どの営業の方にあたるかはくじ引きです。
一条工務店の営業の方でもガツガツ系の方はいるかと思います、が少ない印象です。
一昔前ならば、ガツガツ来る熱い営業のほうが好まれたのかもしれませんが、今のご時世、あまり好まれなくなってきたスタイルのような気がします。
私の場合は、ガツガツ来られると引いてしまうので、あまり営業かけてこないくらいの方が、逆に気になってきてしまう質です。
我が家を担当してくれた営業の方は、たまたまそんな感じでした。
でも初回に行ったときは、3,4時間熱めに説明を受けたような記憶もあります。
ガっと来られてスッといなくなると気になるということでしょうか。
もしテクニックとしてやっていたのならば凄い!
性能(特に全館床暖房)に惹かれたから
やっとまともな理由らしい理由です。
「家は、性能。」一条工務店の掲げるコンセプトです。
なんでも数字スペックで比較したがるスペックマニアの私としては、”どくばり”が如く急所を突かれた感じです。

文系のくせに
一番数値として比較しやすいのが「高気密・高断熱」性能。
高気密で高断熱だから、少エネルギーでの冷却(加熱)で家全体が涼しい(暖かい)。
家を温める熱源は温水式の床暖房。
温水式の床暖房だから、家全体がゆるーく暖かい。空気も汚れない。
それはまるで春の木漏れ日の中で過ごすようなのだとか・・・
スペックおそるべしなのである。

標準装備に惹かれたから
新築設計の浮かれ気分でどんどんモノを追加すればオプション代がどんどんかかってくる。
気づいた時には…
と、新築の価格とは不透明なイメージ。
対して、一条工務店では坪あたりの価格が予め決まっており、基本的な設備は標準装備のため(全部が標準装備ではないが、オプション料金が必要なものは限られる)、ある程度最初から金額が見込めるのは有難い。
例えば、壁に窓を何個並べても値段は変わらない(構造強度上、問題がない限り可能)。
収納棚も標準で十分。新たにタンスや本棚なんかを買う必要も限られる。
新築建てたけど家具が買えないなんてことが局限される。
貯金のない自分にもありがたい。

いや、家買うなら貯金しとけよ

まとめ
以上、簡単にですが、我が家が一条工務店を選んだ5つの理由について解説しました。
5つと言ってましたが、実質2つだったかもしれません。
「寒い家に住みたくない」というのが一番の動機だった気がします。
家が寒いと何をするのも億劫で、何もやる気が出ないんですよね。
かといってストーブガンガンも頭痛くなるし。
我が家は冬が一番家が快適な季節です。
ということで、それではまた。